糖尿病とは、膵臓のβ(ベータ)細胞から分泌されるインスリンというホルモンが、正常に機能しないことにより、血液中のブドウ糖の量が正常の値より多くなる状態(高血糖)を言います。
口から摂取した食べ物のうち、炭水化物(ごはん、パンなど)は、口の中と腸で消化され、ブドウ糖となります。腸で吸収されたブドウ糖は、血液により全身へと運ばれ、体を動かす為のエネルギー源となります。インスリンはこのブドウ糖を全身へ行き渡らすように働きかけ、ブドウ糖を筋肉内や脂肪組織内に蓄えたり、肝臓でブドウ糖をグリコーゲンという物質に変換し、肝臓に蓄えるように働きかけます。

このようなインスリンの働きが正常に行われないと、血液中のブドウ糖濃度は高くなる一方、エネルギー源となるブドウ糖は全身へと運ばれなくなり、様々な体の異常をきたします。この糖尿病に伴う、体の異常に関しては、合併症の項目でご紹介します。
まず、糖尿病には大きく分けて4つのタイプがあります。

